実証！お家でできるウールスーツの洗い方。サンベック洗剤の洗い上がり#4

１．はじめに

今回はウールスーツ（表地ウール・裏地キュプラ）の婦人上着とワンピースをサンベックで洗濯します。首周りには飾りが付いていてとても上品な洋服です。
ウールは暖かさに優れ多くのスーツやコート、スカートに使われています。ウール製品をお家で水洗いすると縮みやアイロン掛けが気になる方がいますが、皆さんはどうでしょうか？

それでは実際にドライマークの付いたウールスーツを水洗いしてみましょう。今回の洗濯に用いる洗剤は、お家でドライマークおしゃれ着が簡単に洗えるサンベック洗剤。つけ置き洗い約5分でウール繊維をケアしながら汚れを落とすことができるサンベックの洗い上がりを見てみましょう。

２．ウールスーツの洗濯（婦人用）

水30リットルに対してサンベック洗剤を10g溶かし、畳んだまま洗濯液に約5分間つけ置きをします。

洗濯機のドライコースやおしゃれ着洗いコースなどの場合は洗濯ネットに入れて洗濯することができますが、一番やさしい洗い方はつけ置き洗いです。押したり揉んだりしたくなりますが、強い押し揉みは縮みや型崩れの原因になるのでご注意ください。サンベックはつけ置くだけで汚れを落とす洗浄力があります。

スーツではエリ周りや袖口の皮脂汚れ、排気ガス、食べこぼし、ヘアスプレー、香水、ファンデーション、汗、体臭、複数のニオイ汚れなどが付着します。サンベック洗剤は、このような油性・水溶性・不溶性の汚れ、混じり合った複合の汚れを同時に落とすことができます。しばらくすると洗濯液に汚れが出できました。
約５分後は基本の洗濯手順通り、脱水、すすぎ1回、脱水を行い、形を整えて陰干しをします。詳しい洗濯の手順は、HOW TO（衣類別洗濯方法　スーツ）をご参照ください。

３．ウールスーツ（婦人）の洗濯ポイント

• つけ置き時間は5分~10分程度。つけ置き時間は守りましょう。
• お湯は使いません。
• すすぎはきれいな水の中で軽く開くように1回します。
• 脱水は1分以内。取り出した時に水が垂れるか垂れないくらいが目安です。
• 干す前に全体をパタパタと振りさばき形を整えて陰干しをします。

４．実証！サンベックだからできるウールスーツ（婦人）の上質な洗い上がり

ウールスーツ（婦人）の洗濯で気になるシワや縮み、型崩れもありません。首周りの飾りもよく全体的に見栄え良い洗い上がりです。アイロンは掛けていませんが、このままでも着られる位の風合いの良さです。汚れが落ちてとてもスッキリしました。
裏地キュプラのシワが気になるようでしたら、低温で軽くアイロンを当てるとすぐ伸びます。
手触りの良さは、サンベックの特徴でもある繊維をしっかりケアすることにあります。もしシワが気になるようなら、アイロンのスチームを掛けると仕上がり感はグレードアップします。

初めての方でもサンベック洗剤だからできるウールスーツ（婦人）の上質な洗い上がりをご自宅でご実感ください。

サンベックは、一般社団法人日本洗濯協会及び上級クリーニング師、クリーニング師、繊維製品品質管理士から高い評価を得ています。